昨日とは打って変わって晴天の朝。朝の爽やかな光がハウステンボスに降り注ぎ、宿泊したホテルオークラから夜景とはまた異なる美しい景色が楽しめました。
7:00 朝食
朝食は昨日にもましてギリギリのところで駆け込んでくる生徒が多く、5分前に起床した生徒も…。食後すぐにバスに乗り込み、8:00にホテルをあとにしましたが、バスに揺られて15分後。太宰府での散策に向けてバスの中は仮眠室のような状態になっていました。
太宰府までの道のりは長いため、途中で金立のサービスエリアでトイレ休憩をとりました。抜けるような青空で、9時半前にもかかわらず日向にいると暑いほどの晴天でした。
10:00 太宰府
太宰府には以前、西日本の政治の中心であった大宰府政庁がありました。現在は太宰府天満宮として知られ、かつて藤原時平の策謀で左遷された菅原道真が祀られています。
歴史を感じさせる「太宰府天満宮」の文字が刻まれた石碑の脇を抜けて境内へ。 | 現在、御本殿は125年に一度の改修中。そのため、非常に珍しい仮殿が設置されています。 |
境内には必死に参拝してご利益に与ろうとする生徒やくじをひいて運勢を占う生徒が多くいました。また、参道には名物の梅ヶ枝餅などを楽しむ生徒の姿も。
道真公を慕って京都から太宰府まで一晩で飛んできたという伝説が残る「飛梅」。生徒が歩き回って探していましたが、御本殿の改修に伴う工事の影響で見つけにくくなっていました。 |
博多名物の「めんべい」をお土産としてもとめる生徒も多くいました。 | |
九州まできてスタバ⁈と思ってしまいそうですが、ここはかの有名な建築家、隈研吾さんによる設計の店舗です。 | |
楽しかった修学旅行もいよいよ終わりが近づいてきます。疲れが出てきて帰りたい気持ち半分、まだまだ友人との旅行を楽しみたい気持ち半分。言葉で表現するのが難しい複雑な感情を抱えたままバスで博多駅に向かいます。
バス内では半分以上の生徒が熟睡し、起きたときに首が痛くなっている生徒も。 |
4日間お世話になった九州産交バスとお別れです。 |
13:45 新幹線にて博多駅発
予定通りの新幹線に全員そろって無事に乗ることができました。この4日間、多少のトラブルや体調不良はあったものの、1人も欠けることなく「行き」と同じメンバーで「帰り」の新幹線に乗ることができたのは本当に嬉しいことです。配布されたお弁当を食べてからは、身体を休めるために仮眠したり、友人とのおしゃべりやトランプなどに興じたりして過ごしていました。
16:30 名古屋駅着
無事に名古屋に帰着し、16:50頃までには各クラス解散しました。「ホント楽しかった!」「帰ったら修学旅行が本当に終わっちゃうから帰りたくない」「今のクラスが大好きになった。来年もこのクラスのままがいい」など、聞いているこちらが嬉しくなるような感想が飛び交っていました。とはいえ、やはり慣れない環境での3泊4日は精神的にも身体的にも疲れたことと思います。まっすぐ家に帰って、しっかり休み、木曜日からまた元気に登校してくれることを願っています。