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【高校2年生A班】修学旅行2日目

2024.11.09

7:00 朝食

2日目の朝。6時の時点で気温は10度ほどあり、昨日の名古屋より暖かく感じる朝でした。

昨夜は美しい夜景だった長崎の街並みも朝を迎え、少々眠そうな生徒も。

それでも朝食が始まるとみんな楽しそうに食べていました。昨夜は気分が盛り上がってしまい、なかなか寝付けなかった生徒もいたようですが朝食後は元気にバスに乗り込んでいきました。

 

9:00-9:40 長崎平和祈念公園

ホテルから30分ほどバスに乗り、長崎平和祈念公園へ。右手は原子爆弾が炸裂した上空を指し、左手は全人類の平和を願って手のひらを地に向けたブロンズ像を前に式典を執り行いました。全員で黙祷した後に、代表生徒が花と折り鶴を捧げ、平和宣言文を読み上げました。

被爆して喉の渇きを訴える少女が書いた悲痛な手記の碑文や、爆心地を示す石碑を見て、どこか非現実的にすら感じていた原子爆弾の投下が現実に起こったできごとなのだと、改めて実感させられました。

 

10:15-16:30 長崎自主研修

原子爆弾の投下によって左半分が吹き飛ばされた、山王神社の第二鳥居。手前は同じく倒壊した石灯籠の土台。
一本足になってもなお、現在まで原子爆弾の破壊力を伝え続ける鳥居。長崎に原爆が投下されたという歴史は変えられませんが、せめて長崎が「原子爆弾を投下された最後の都市」であり続けて欲しいと願わずにはいられません。
 爆風に耐え抜いた山王神社のクスノキ。枯死したかと思われたものの、戦後の数年で発芽、徐々に繁茂して戦後の復興期の人々に希望を与えました。

 

出島で15分ほど待つも、生徒は誰1人来ず…。 長崎名物のチリンチリンアイス。シャリシャリ食感です! 長崎に多い「尾曲がり猫」の神社でおみくじ。2人が大吉でした!
「ハートストーンどこー⁈」と必死の捜索。 橋が川に映って、本当に眼鏡みたいで感激! 眼鏡橋に来たら…やはりメガネポーズですよね。

昼頃から少し雲が多くなってきましたが、かえって涼しくなり散策日和でした。歴史のなかで長く世界に開かれた窓口であった長崎のまち。生徒たちは、長崎ならではの国際色豊かな食事や史跡、風景を満喫していました。

中華街には多くの生徒の姿が。角煮まんや皿うどん、小籠包などを求める生徒がたくさん集っていました。 やはり長崎土産といえば、カステラは王道のようで、中には4店舗のカステラを購入して食べ比べをするという強者も! グラバー邸の前。なぜこんな立派な屋敷を⁈と疑問をもつ生徒も。理由を考えたり調べたりしてみて欲しいところです。

トーマス・グラバーさんとの記念撮影。 お土産もたくさん買って、思い出もたくさん作って…。 「楽しかった」、「幸せ!」などの感想が多く聞こえてきました。
この大人数で回るなんて…すごい団結力です! 「いまから大浦天主堂に行ってきます!」 「このプリン、めっちゃ美味しかったです!」

 

18:00 夕食

2日目の今夜も、テーブルには美味しそうな食事が並びました。

いただきます、の発声を待つ生徒たち。しかし、3名の生徒の名前が呼ばれ、前に来るようにと言われました。突然の呼び出しに、場の空気に緊張が走ります。すると照明が薄暗くなり…。

運ばれてきたケーキを見て、何事かと辺りを見回していた生徒たちから歓声がもれました。誕生日を祝う暖かい祝福の拍手と歓声のなか、3人がロウソクを吹き消して、夕食がスタートしました。

会場が一体になって、3人の誕生日を盛大に祝いました!

ケーキを持ち、席に向かう道中にも友人から多くの暖かい声がかかります。

祝う側も、祝われる側も、嬉しそうな様子が伝わってきます!

明日の午前中は被爆者講話を聞いてから原爆資料館を見学し、午後はハウステンボスへと向かいます。今夜はゆっくり休んで、明日の英気を養ってほしいと思います。

明日の午前中は被爆者講話を聞いてから原爆資料館を見学し、午後はハウステンボスへと向かいます。今夜はゆっくり休んで、明日の英気を養ってほしいと思います。

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