修学旅行3日目の朝を迎えました。
午前は原爆資料館にて商業科・普通科共通で被爆者の方による講話。
その後は商業科が平和公園から如己堂へ、普通科は原爆資料館の見学へ向かい、午後からは商業科・普通科ともにハウステンボスへ行きました。
国民学校1年生だった池田さんは、長崎医科大学附属病院にて被爆されました。燃え盛る炎の中、金毘羅山の高射砲陣地まで逃げ延びます。
当時の様子を振り返りながら、このような惨劇を繰り返さないために次の世代の私たちに優しい言葉で語っていただきました。
「全身に火傷をおった方に一升瓶に入った水を飲ませるが、彼らは言葉にならない声を発することしかできません。水を汲み、再び戻ると彼らは息をしておらず、皆死んでしまっていました。『自分を責めることはない。彼らはたとえ水を飲んでいたとしても亡くなっていただろう。君からもらった水を一口飲むことで安心して亡くなることができたのだ。自分を責めることはない。』と慰められましたが、あの時のことは忘れることができません。」
「火傷を負った人たちは皮膚が垂れてしまうため、腕を下ろして歩くことができず、手を前に上げて歩いていました。」
実際に体験された方のお話は、具体的で非常に生々しいものばかりです。
質問をする生徒にも丁寧に対応していただきました。
<商業科 如己堂>
平和公園から永井隆博士ゆかりの如己堂と長崎市永井隆記念館を訪問しました。
<普通科 原爆資料館>
<ハウステンボス>
例年になくとても暖かいハウステンボスをそれぞれに楽しみました。
イルミネーションも美しく思い出に残る夜となりました。